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私たちのこだわり

「どこまでデザイナーのイメージに近づけられるか」+「美しいシルエットで着心地良くできるか」

私たちは長年パターンに携わり、数えきれない数のパターンを作成してきましたが、
一つとして同じものはありません。

デザイナーさんの感性、デザイン画もそれぞれ個性がありますが、パタンナーも十人十色で、
同じデザイン画から、複数のパタンナーがパターンを作れば、微妙に違うパターンになります。

そして、どれが正解かという答えもありません。そこがパタンナーの個性であり、面白いところでもあります。
いかに「デザイナーの希望に近づけられるか」+「美しいシルエットで着心地の良い商品にできるか」を求め、
それがマッチしたパターンができあがれば、うれしい限りです。

様々な縫製方法を知り、学ぶことができるのが外注パタンナーの強み

パタンナーはデザインと縫製を取り持つ位置にいるので、パターンだけでなく、
縫製仕様に関しても詳しくなければいけません。
出来上がりの見た目は同じでも、できるだけ効率よく、かつ美しくに仕上がる方法を考えて、仕様書を作成します。
パターン同様、これでなければいけない、という方法などはなく、あれもあり、これもありで
頭を柔軟にして対応していくことが求められます。
たくさんのブランドを手掛けることで、様々な縫製方法を知り、学ぶことができるのは、
外注パタンナーの強みでもあります。

柔軟に様々なご依頼に関われるよう、日々、満足できるパターンを作りたいとアンテナを張り、
学んでいく姿勢でいます。

誠実な「ものづくり」ができるパタンナーを目指します

昨今では残念ながら、中国、ベトナムなど、日本から縫製、パターン作りが離れて行っているのが現状です。
高度な技術を持つ、縫製工場さんやパタンナーさんの仕事がなくなっていくことは、とても残念なことです。
安さ、速さのみを求めるあまり、「ものづくり」がだんだんと荒く、粗雑になりつつあります。
日本ならではの良さを取り戻していきたいですね。

この仕事をしていくうえで一番の喜びは、スタジオシルエットで作成したパターンが洋服として商品になり、それが
「売れました」「好評でした」との報告をクライアント様からいただけた時です。
この喜びを次のパターン依頼につなげ、これからも誠実な「ものづくり」を大切にしていきます。